社会に対する取り組み(Social)

人材戦略の考え方

社員の成長を企業価値へ ~人の力を活かす経営

誰もがテクノロジーを身近に感じ、活用できる社会の実現を目指している JBS。クラウド活用のプロフェッショナル集団である JBS にとって、最大の資産である社員が最もパフォーマンスを発揮できる環境づくりに注力しています。社員一人ひとりが自ら学び、挑戦し、成長できる環境から、お客さまの価値創造と社会の変革を実現していきます。

「徹底的に社員ファースト、全ては社員の幸せと成長のために」

JBS が人的資本経営において大切にしていることです。2025年1月には新人事制度をリリースし、人材戦略は JBS の成長戦略を支えるものへと進化しました。これまで構築してきた取り組みを礎に、経営層や事業部門との連携を強化しながら、公正に挑戦を後押しする制度改革や、社員の成長をデザインするキャリア戦略、未来をつくる人材の採用を推進します。また、「働きやすい」から「働きがいのある JBS」へのシフトを加速させ、社員の幸せと成長、そして当社の持続的な成長を実現していきます。

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エンゲージメント向上の取り組み

エンゲージメント調査の結果を活かした組織づくりを実施しています。四半期ごとのエンゲージメント調査により全組織の状態を可視化し、その結果をもとにマネジメント層でのディスカッションや各組織での振り返りを行っています。定期的な調査と課題解決アクションを継続することで、社員一人ひとりのやりがいを醸成し、働きがいのある環境整備を推進しています。こうした取り組みの結果、2025年9月期のエンゲージメントスコアは 2年連続で 71 となり、開始当初の 69 から 2ポイント上昇しました。2026年9月期からは調査を半年ごとの実施に切り替え、より丁寧な振り返りとアクションプランを実行してまいります。

  • 調査にはエンゲージメント測定ツール「Wevox」(アトラエ提供)を利用し、当社の全社員(正社員・契約社員)を対象に実施しています。

エンゲージメントスコアから見えること

強み

仕事仲間や上司との関係性、同僚からの支援が高スコアとなっており、社内に良好な人間関係や支え合える風土が根づいていることがうかがえます。職場環境やワークライフバランスへの満足度も高く、物理的な環境と働きやすさの両立が実現できていることが大きな強みです。

弱み

「働きやすさ」が必ずしもやりがいや成長実感に結びついていない現状を踏まえ、個人と企業の成長を支える組織の構築へと戦略の軸を移しています。多様性を強みに変えることで、JBSの社員と組織の持続的な成長を目指します

対応策

これまでも注力してきた育成プログラムの充実や多様な働き方の提供に加え、オンボーディング施策の拡充、キャリアカウンセリングルームの設置など、さまざまな施策を推進しています。オンボーディングでは、人事部門がキャリア入社者と複数回のフォロー面談を行い、困り事の解消やミスマッチ防止に取り組んでいます。また、経営陣と社員の対話の場を設け、相互理解の促進にも取り組んでいます。

人材育成/キャリア開発

人材育成/キャリア開発の考え方

JBS は、クラウドのプロフェッショナルとしてお客さまから寄せられているさまざまな期待に応えられるよう、急速な社会的変化や技術の進化に適応し、先進技術の習得と専門性の向上に継続的に取り組んでいます。企業理念「優れたテクノロジーを、親しみやすく」の実現に向け、社員一人ひとりが主体的に学び、社会やお客さまの課題解決に貢献できる力を磨くことを重視しています。そのためには、技術力に加えて、思考力や課題設定力などビジネスパーソンとして求められるスキルの強化も不可欠であると考えています。「技術」と「ビジネススキル」の両面を伸ばし、社員の成長を通じて事業成長し続けられる企業文化の醸成を目指しています。

JBS の人材育成プログラム

職種別・技術領域別にスキルポートフォリオを可視化、戦略的に育成

JBS は、社員の成長とキャリア開発に向けて多様な研修プログラムを提供しています。実際のプロジェクトで業務経験を積む OJT(On the Job Training)を中心に、独自の研修プログラムのみならず、マイクロソフトをはじめとする各パートナーのトレーニングプログラムや外部のEラーニングなども活用しています。また、新入社員から管理職まで各キャリアステージに応じて研修を体系立てており、職種別、技術領域別(エンジニア向け)に、戦略的な育成に取り組んでいます。

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  • 研修体系

    • 社員座談会
      それぞれの現場で磨いた力を組織の強みに
      JBS が描くエンジニアの成長のカタチ

      成長を続ける JBS にとって、社員一人ひとりの成長は、企業価値を高めていくうえで欠かせないテーマです。多様な業界のお客さまの業務に深く入り込み、ソリューションを提供しているエンジニアたちの経験を通じて、JBS が目指すエンジニアの成長の在り方を社員座談会で語り合いました。

      社員座談会の様子はこちら

    研修環境の提供

    社員専用の研修施設として、最大 200名が収容可能なセミナールーム JBS トレーニングセンター を備えています。受講者向けの研修用PCやハンズオン用の機器を備え、実際に手を動かして習熟するプログラムにも対応しています。
    本社から数分ほどの場所に位置しているため、業務の合間でも利用しやすい点が特長です。また、JBS トレーニングセンター及びオンラインによる研修開催を併用することで、地域域事業所の勤務者も参加できる環境を整えています。

    training

    資格取得支援による成長の推進

    JBS が強みを持つマイクロソフトに関する認定資格保有者は、2025年9月末現在で延べ 4,813名、マイクロソフト MVPは 4名であり、国内トップクラスの資格保有者が在籍しています。マイクロソフト以外の資 格に関しても、IT最適化に必要なさまざまな資格保有者を有しています。
    社員一人ひとりの成長を支援・推進するため、資格取得支援制度を設けています。この制度では、指定する資格の受験料を会社が負担するほか、資格取得時に一時金として、資格のレベルに応じた報奨金を支給しています。

    キャリア開発の支援

    キャリアカウンセリングルーム「トーク・ルーム」を設置し、専門のカウンセラーによる個別相談を通して、社員一人ひとりの自律的なキャリア開発を支援しています。キャリアコンサルタントの国家資格を有したカウンセラーが、将来のキャリアに限らず、育児や介護との両立、職場でのコミュニケーションなど、さまざまな相談を受け付けています。また、社員のキャリアビジョン実現に向けて、キャリア申告制度を導入しています。制度では、社員が自身のキャリアを振り返り、今後のキャリアの希望を考えます。それらの実現に向けた支援・助言・フィードバックを上司が行います。社員に寄り添った対話の機会を増やし、社内制度の充実を図ることで、一人ひとりが希望するキャリアを実現できるようサポートしています。
    加えて、一人ひとりが意欲的にキャリア開発を考えられるように、キャリアに関する研修も導入しています。研修プログラムを通じて、今後の環境変化にも対応できる幅広いキャリアの実現につなげています。

    ジョブクラフティングの考え方

    オンボーディングの取り組み

    JBS に入社した社員がいち早く環境に慣れて力を発揮できるよう、オンボーディングに力を入れています。既存社員がフォローするアドバイザー制度、ブラザー・シスター制度を導入しているほか、会社理解の 促進と同期とのつながりを深めるために、キャリア入社者向けフォローアップ研修や懇親会を四半期ごとに実施しています。

    次世代リーダー、経営層の育成

    主体的にリーダーシップを発揮し、人や組織のマネジメントを行える人材を育成するため、選抜型育成プログラムを導入しています。部長向け、課長向けの研修は実践型で、リーダーシップ及びマネジメント力を強化しながら、経営候補人材を育成しています。本研修は、内容の改善を重ねながら継続的に実施しており、歴代の受講者が共通の学習基盤を持っていることも、当社の人材育成における強みです。また、新規役員就任者は新任役員研修を受講することで、役員としての行動規範を学ぶとともに、変革を率いるリーダーとしての役割を強化しています。

    理念体系浸透プログラムの実施

    社員一人ひとりが JBS ブランドの体現者となるための活動である「MVV 浸透プログラム」を全社で継続的に実施しています。 MVV(理念体系)の理解を深め、JBS の未来を考えるための E ラーニングやワークショップを実施しています。

  • MVV 浸透プログラム

  • アワードプログラム

    全社を対象に、JBS の成長や新しい価値につながるプロジェクト及び活動において、活躍したチームや社員を表彰するアワードプログラム「Excellent Performance Award」を実施しています。本プログラムは半期ごとに開催し、全社ミーティングで発表、表彰を行っています。

    DE&I (Diversity, Equity & Inclusion)

    DE&Iの考え方

     「一人ひとりの個性を大切に」を行動指針の一つとして掲げ、2024年に DE & I ポリシーを策定しました。「自分らしく、ありのままでいられる」環境をつくることで、誰もが活躍でき、持続的な成長とイノベーションを生み出し続ける企業を目指しています。最大限にパフォーマンスを発揮できる制度を構築することで、組織と人材の力を最大限に活かす企業風土を醸成し、価値創出につなげていきます。
    また、DE & I 推進施策に注力して取り組んできた結果として、「D&I AWARD」で2024年に「アドバンス」認定を取得、2025年には 4段階中最高位である「ベストワークプレイス」認定を取得することができました。

    DE&I ポリシー

    多様性確保に向けた取り組み

    人材の多様性確保は、企業価値向上に向けた経営戦略の重要な課題です。多様な人材が自分らしく活躍できる環境整備を推進するために、以下の取り組みを実施しています。


    • アンコンシャスバイアス研修
    • 組織長に対する多様性推進教育
    • 女性リーダー研修
    • DE&I 相談窓口設置
    • 育児・介護と仕事の両立相談窓口設置
    • 男性育児休業取得促進、取得事例の社内公開
    • パパママ交流会、育休復職者交流会開催
    • 介護ガイドブック公開、介護セミナー開催
    • 積立有給休暇制度(育児、介護、不妊治療、孫の育児等)
    • ミドルシニア向けライフプランセミナー
    • 定年年齢を 65歳に延長
    • 農園型障がい者雇用
    • 障がい者雇用相談窓口設置
    • 障がいを持つ社員の交流会開催
    • パートナーシップ規程の策定

    女性活躍の推進

    女性社員がキャリアを考える際の参考になるように、働き方やワークライフバランスに関して、JBS で活躍している女性の管理職やエンジニアにインタビューを実施し、情報を公開しています。また、ワーキングマザー、女性管理職、男性育休経験者などから幅広く要望を吸い上げる機会を設け、仕事と家庭の両立を支援するための制度見直し検討を継続的に実施しています。また、課長級の女性の割合を 2026年3月までに20%以上とすることを目標に定めていましたが、すでに目標を達成したことから、2027年3月までに課長級・部長級の女性割合を 18%以上とすることを目標に設定し、管理職における女性社員比率のさらなる向上を目指しています。

    障がい者雇用の促進

    JSH が提供する農園型障がい者雇用支援サービス「コルディアーレ農園」に参画し、福岡県の「コルディアーレ北九州農園」で社員を雇用しています。社員は野菜の栽培・収穫などに従事し、収穫した新鮮な野菜は定期的に本社や地域事業所に届けられ、社員食堂で提供されています。今後、福岡事業所との交流を深め、全社一体で農園型雇用を推進し、地方での雇用創出にもつなげます。
    また、マイクロソフトの Copilot + PC を活用したコミュニケーション支援を導入し、聴覚障がいのある社員の業務遂行を推進しています。この取り組みは、障がいのある社員の可能性を広げるとともに、周囲の理解促進にも寄与し、誰もが活躍できる環境を創出しています。

    収穫した野菜

    アルムナイ・ネットワークの構築

    JBS を退職した元社員(アルムナイ)との継続的な関係を維持するオンライン・コミュニティ「JBS アルムナイ・ネットワーク」を導入しています。同ネットワークを活用し、社員と退職者、退職者同士のつながりを大切にすることで、さらなる人的資本経営の強化を目指します。また、社員食堂「Lucy’s」で定期的に交流会を開催しています。社員とのリアルなコミュニケーションを通して、当社の最大の魅力である「人」をつなぎ、アットホームな風土を肌で感じてもらうことで、再入社へのモチベーションを高め、再入社の機会を提供しています。

    働きやすい環境づくり

    社内環境整備の考え方

    働きやすい環境を提供し、従業員エンゲージメントを高めることで、お客さまにより良いサービスを提供できると考え、社内環境整備の向上に力を入れています。この考え方のもと、各社員のワークスタイルに合わせた多様かつ柔軟な労働環境を整備し、社員一人ひとりに最先端のIT環境を提供しています。さらに、一人暮らしをする社員には利便性の高い都心部やオフィスに比較的近く通 いやすいエリアに社宅を用意し、リモートでもオンサイトでも最大限に力を発揮できる環境を整えています。

    働きやすさの追求と生産性向上の実現

    オフィス内をフリーアドレス化し、フルクラウド環境を整備することで、インターネットさえあればどこでも業務を行える、多様で柔軟な働き方を実現しました。さらに、全社員に持ち運びしやすい PC とスマートフォンを貸与し、マイクロソフトの生成 AI サービス「Copilot」を提供しています。「Copilot」を全社的な生産性向上につなげるため、AI スキル向上プログラムを導入し、利活用を積極的に促進しています。定型業務や情報整理をAIに任せることで、社員はより創造的な業務に集中でき、働きやすさの追求と生産性の向上を両立しています。

    ワークライフバランスの推進

    社員の仕事と家庭の両立を支援し、誰もが働きがいを感じられる職場環境をつくるために、「次世代育成支援対策推進法」に基づく行動計画を実施しています。育児目的に使用可能なストック休暇制度、男性育休推進活動、男性育休ガイドブックの作成、ガイドブックに沿ったFAQの公開、説明動画の作成・公開、育児休業取得に関する相談窓口設置などに取り組んでいます。男性の育児休業取得も積極的に推進しており、2025年9月期は 65.3% ※の男性社員が育児休業を取得しています。こうした取り組みの結果、2023年12月には「くるみん」の認定を受けています。

    くるみん認定

    • 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号に定める方法により算出。
    くるみん

    コミュニケーション活性化

    JBSは、人と人との出会いを価値創造の原点と考えています。社員食堂「Lucyʼs」は、社員が自然と集まりたくなる場となるよう、当社代表取締役社長の牧田が自らメニュー企画などの運営にも携わる“食を通じて人をつなぐ”一流のダイニング。社員だけでなく、お客さまやパートナーと関係を築くコミュニケーションプレイスとして、ビジネスにも大きく貢献しています。また、最先端のクラウドソリューションを体感できるイノベーションスペース「Cloud Park」では、オープンな議論を通じて次の価値が生まれています。

    Lucys

    健康経営の推進

    ワークプレイスの充実だけでなく、医療従事者によるサポートやケア、食生活、住環境など一貫した福利厚生の充実により、社員の健康促進をトータルサポートし、健康や働くことを通して社員が幸せを実感できる環境づくりに努めています。

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    人権の尊重

    人権の考え方

    JBS グループは、事業活動のあらゆる局面において「人」が最も重要な財産だと認識し、従来から事業活動における基本的人権の尊重を徹底してきました。その中にあって、事業活動における基本的人権の尊重をあらためて表明すべく、遵守すべき人権基本方針を制定しています。
    JBSグループは、グローバル社会の一員として事業活動を行うにあたり、お客様、従業員、パートナー企業を含め当社グループに関与するすべての方々の人権を尊重し、デジタルトランスフォーメーションなどのビジネスを通じて、社会におけるあらゆる人のディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を実現していきます。

    JBS の人権基本方針

    相談窓口の設置

    育休相談、障がい者雇用相談、外部健康相談、ハラスメント相談などの相談窓口を設置して、社員からの相談に迅速かつ適切に対応しています。人権に関する相談を受け付けるホットライン(社内・社外)も設置しています。

    ハラスメント教育の徹底

    JBS では、ハラスメントを起こさない、許さない職場風土、働きやすい環境をつくることを目指しており、毎年当社グループ全社員を対象としたハラスメント研修を実施しています。ハラスメント相談窓口では、社員が相談しやすい環境を整え、プライバシーを維持しながら、真摯にスピーディに対応することに注力しています。

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