JBS、社内環境において次世代ERP「SAP S/4HANA®」を「SAP HANA® Enterprise Cloud on Azure」基盤上で本稼働 自社実績に基づき SAP でのニューノーマル対応支援ソリューション提供開始

日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘 以下、JBS)は、自社における「SAP HANA® Enterprise Cloud on Azure」基盤上での「SAP S/4HANA®」(エスエーピー・エスフォーハナ)活用実績から得たノウハウをフルにつぎこんだ「SAP S/4 HANA最短コンバージョンサービス」「SAP on Azure移行サービス」を始めとする各種 SAP 関連ソリューションの提供を開始しました。JBS は、SAP や マイクロソフトといった業界をリードするクラウドサービスの活用により、企業のニューノーマルへの対応を支援します。

SAP® ERP を取り巻く背景、課題

SAP® ERP のサポート終了が 2027年に迫り、日本国内に約 2,000社存在する既存の SAP ユーザーが今後の ERP のロードマップを検討し始めています。また、昨今のニューノーマルへの対応も喫緊の課題となる中、多くの企業がオンプレミス環境での ERP 運用を継続しており、リモートワークに対応できていない実態があります。

限られた時間でこれらの課題に取り組まなければならない一方で、IT 人材の不足が業界全体の課題となっており、短期間でスムーズにクラウド環境に移行できる解決策が求められています。

JBS の「SAP S/4HANA®」自社導入

日本で 1社のみに与えられる「2018 Microsoft Country Partner of the Year」受賞企業であり、「Microsoft Azure」の導入を得意とする JBS は、長年にわたり、SAP のサービスパートナーとしても活動をしてまいりました。昨今の感染症対策においても、クラウドソリューションによるテレワークの定着を始め、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援してきた JBS は、まず自社で製品を使い、その経験と共にお客さまにサービスを提供する「リアルショーケース」を大事にしています。

JBS は 2001年よりオンプレミス型 ERP である「SAP® Business Suite(エスエーピー・ビジネススイート)」を運用していましたが、「SAP HANA® Enterprise Cloud on Azure」を活用した「SAP S/4HANA®」の採用を決定し、約 6か月という短期間でのマイグレーションを実現しました。

参考:日本ビジネスシステムズ、SAP の次世代 ERP「SAP S/4HANA®」のマイグレーション基盤として「SAP HANA® Enterprise Cloud on Azure」の採用を決定 自社導入から顧客への展開を加速(2019年6月7日プレスリリース)

SAP® ERP のクラウド化を終えていた JBS は、リモートワーク下においても生産性を損なうことなくビジネスを推進することができています。この経験をお客さまのデジタルトランスフォーメーションに活かすため、この度各種サービスとしてリリースしました。

JBS が提供する各種 SAP サービス

日常が変わった今だからこそ新しく求められる働き方改革の実現に向け、クラウドサービスを最大限に活用したリモートワーク推進を、最適なアプローチ方法でサポートします。

SAP on Azure 移行サービス

SAP と Microsoft Azure の専門スキルを持ったエンジニアが、SAP 基幹システムの Azure 移行とその後の運用やロードマップまで、多様なニーズにあわせて柔軟にサポートします。

SAP S/4HANA® Cloud 導入支援サービス

クラウド ERP 利用におけるセオリー “Fit to Standard” の先にある最適な ERP 導入を支援します。 SAP Cloud Platform を活用した ”あきらめないクラウド ERP” により、”最適な経営と業務の効率化” を実現します。

SAP® Concur® 導入支援サービス

JBS の導入・運用実績から得たノウハウを活かし、経費精算業務の策定からブリッジ開発、運用までサポートします。 “ ペーパーレス経費精算 ” でリモートワークやコスト削減を推進し、新しい日常に求められる働き方改革を実現します。

アプリケーションマネジメントアウトソーシング(AMO)サービス

高い技術レベルを有する専門スタッフがアプリケーションの設計・構築・導入・運用・保守・改善のライフサイクルをサポートすることにより、お客さまのシステムを高品質かつ、低コストで維持できます。

なお、この度の発表に関して、SAPジャパンよりエンドースメントをいただいております。

SAPジャパンは、JBS による自社導入と、そのノウハウを活かしたお客さま向け各種サービスのリリースを心より歓迎します。SAP のパートナーであり、またユーザーでもある JBS の実体験に基づくサービスは、多くの日本企業の課題を解決し、ニューノーマルへのデジタルトランスフォーメーションを加速させるものと期待しています。

SAPジャパン株式会社
代表取締役社長
鈴木 洋史

今後も JBS は、エンタープライズで培われた知見・技術力と、SAPジャパン、日本マイクロソフトとの強いパートナーシップを活かし、お客さま企業のさらなるビジネス成長とデジタルトランスフォーメーションの実現を支援します。

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