Microsoft Azure 環境を活かす Oracle データベースのデータ移行支援
データベースクラウド構築移行支援 for Oracle Database@Azure
オンプレミス上の Oracle データベースを Microsoft Azure へ移行するのに有効な Oracle Database@Azure の活用について、PoC サービスを使った検証を支援します。運用負荷の軽減に加え、本番移行前のパフォーマンス検証によって、安心かつ確実な移行を実現します。
サービス概要
オンプレミス上のデータベース管理システム(DBMS)を PoC 環境へ一部データ移行するサービスです。PoC 環境の構築および一部検証用にデータ移行を実施します。なお、移行後のパフォーマンス検証はお客さまにて実施となります。
- Oracle データベースを停止時間ゼロで移行するための自動化ソリューション
Oracle Database@Azure とは
Microsoft Azure(以下、Azure) データセンターに設置された Oracleデータベースを利用する自動化されたデータベースサービスです。
POINT 1
既存の Azure 上で稼働するアプリやネットワーク、Azure AD や監視体制をそのまま活用できます。
POINT 2
Azure 側からの低遅延接続でエンドツーエンドの遅延最適化が可能です。
POINT 3
Autonomous AI Database と同等のデータベースサービスが提供できます。
| Azure とオンプレミスサーバー間のデータベース連携で ネットワーク通信がボトルネックになっている |
運用負荷を軽減したいが、 Oracle データベースのパフォーマンスは維持したい |
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| アプリケーションサーバーとデータベースサーバー を 同一環境内に配置 |
Oracle データベース × Azure を融合した PaaS への移行 |
サービスメリット
「自社のメンバーだけだと移行ができない」 「Azure や Oracle の知見がなく、パフォーマンスチューニングができない」という問題に対して解決案を提供します。
こんなお客さまにおすすめ
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データ移行には落とし穴が多く、失敗すると業務影響が大きいため、過去の事例やベストプラクティスを活用し、安全な移行計画が可能
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迅速な PoC 環境の構築から後続の本番移行支援までワンストップでご支援が可能
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JBS は Azure と Oracle の両方に精通しており、最適な構成やパフォーマンスチューニングを提案可能
サービス詳細
Oracle Database@Azure のデプロイ・初期設定を行ない、検証のために一部データを既存環境から移行します。
Oracle Zero Downtime Migration(以下、ZDM)の構成イメージと移行方式については以下の通りです。
移行手順
- ZDM をダウンロード
- Oracle GoldenGate の Extract を構成
- Export ジョブを開始
- Import ジョブを開始
- Oracle GoldenGate の Replication を構成
- ZDM の切り替え
- ZDM の処理終了
- Oracle Database@Azure(Exadata)での構成となります。
よくある質問
- Oracle Database@Azure でサポートされている Oracle データベースのバージョンは何ですか?
- Oracle クラウド インフラストラクチャ(OCI)でサポートされている Oracle バージョンは 19c 以上で、Oracle Database@Azure でサポートされています。(2025年11月現在)
- アプリケーション層とデータベース層の間で待機時間を短くするにはどうすればよいですか?
- 同じリージョンと可用性ゾーンのピアリングされた仮想ネットワークにデプロイします。
価格(税抜)
PoC 構築費用(サーバー1台あたり)
| 内容 | 価格 |
|---|---|
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Oracle Database@Azure(Exadata)構築・移行作業一式 構築・移行作業
成果物
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¥1,500,000 〜 |
- 検証用に一部データのみ移行します。
前提条件
- Oracle Database@Azure は、お客さまの既存のサブスクリプションにパブリックオファーを紐づけして利用する想定です。
- 既存システムの影響調査や設定変更作業はお客さまにて実施をお願いします。
- 検証実施後の本番環境への移行も JBS が支援できます。
- 関連パートナー
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