JBS からの提案を採用した理由を教えてください。
JBS が開発したタブレットを活用したシステムをデモンストレーションで見たことがあり、提案を依頼する段階で実績や技術力は申し分ないと考えていました。また、提案の依頼を相談した際も、その場でアイデアや方向性を示してくれたので安心できました。
具体的な提案内容に関しては、「クラウドサービス Microsoft Azure(以下、Azure )の活用」と「業務アプリ開発ツール Microsoft Project Siena(コードネーム。以下、Project Siena )によるアプリの開発提案」という先進的なテクノロジーを融合した提案であったことも評価ポイントになりました。
クラウドサービスを採用することで、初期導入・運用コストや手間、時間を抑えることができ、サーバインフラの運用保守からも解放されます。しかも、Azure であればマイクロソフト社が運営する東日本・西日本の強固なデータセンターにおいてデータを保管でき、通信環境さえ確保できれば、どこからでもアクセスが容易なことから、まさに資金支援スキームの理想とするインフラ環境だと思いました。
また、Project Siena に関しては、聞いたことのなかった開発ツールではありましたが、タブレット上で実際の利用画面をシミュレートしながら動作の推移を確認・変更できることや、その場で画面レイアウトを追加・変更できる様子を見て、これまでにない優れたツールだと感心しました。最初にその様子を見たときはまだサーバ側のシステムは動いていなかったのですが、そのまますぐに現場に持って行って使い始めることができるのではないかと、勘違いをするほどでした。