【利用状況】AWS を活用したハイブリッドクラウド環境でファイルサーバを構築
写真左より、
株式会社ロキグループ 情報システム部
情報システムグループ グループリーダー
松本 喜孝氏、
株式会社ロキグループ 情報システム部
情報システムグループ
松枝 泰三氏、
株式会社ロキグループ 情報システム部
情報システムグループ
大類 未和氏
今回、JBS が構築をサポートしたハイブリッドクラウドについて教えてください。
当社では国内の主要拠点で利用しているファイルサーバを、 AWS (Amazon Web Services) Storage Gateway を利用したハイブリッドクラウドで構築・運用しています。すでに本社と九州工場のファイルサーバーは、オンプレミスで運用していた旧ファイルサーバーより移行済みで、現在、北陸工場でも準備を進めているところです。
ファイルサーバのデータはすべて Amazon S3 (Amazon Simple Storage Service)にて保管・管理していますが、 頻繁にアクセスするデータは社内のオンプレミス環境で仮想アプライアンスとして運用する Storage Gateway 上に同期されています。エンドユーザはクラウドを意識することなく Storage Gateway をファイルサーバとして利用する仕組みとなっています。
Storage Gateway のキャッシュ領域には 1.2TB のストレージ領域を、Amazon S3 側には 3TB の保管領域を確保しており、Amazon S3 上のデータはさらに2か所の別領域にミラーリングしています。
日本ビジネスシステムズ株式会社様(以下JBSと略します。)には、「要件定義」から「設計・移行・構築」、「監視・運用」までをトータルでサポートしてもらいました(「Data Planet for AWS」サービスを利用)。