次に担当したプロジェクトで、その経験が生きました。パッケージソフト会社の社内システム再構築プロジェクトです。JBS は、Microsoft Dynamics CRM を提案しましたが、競合もいました。そこで営業戦略として、正式な受注前からお客様のビジネスや業務の聞き取りをし、要望をまとめて、本来はお客様から出される提案依頼書づくりをお手伝いしました。たくさんヒアリングを行い、業務を理解し、ワークフローをつくります。
そのとき「これこそが開発の仕事なんだ」と理解したのです。プログラムを書いてシステムを動かしていく仕事もあれば、お客様の業務全体を理解し、それをどう IT に落とし込むか設計をする仕事もあります。開発の仕事に興味を持って、楽しんで仕事を進めているうち、プロジェクトは正式に受注。途中からプロジェクトリーダーも任され、うれしかったことを覚えています。
もちろん大変なこともあります。苦しいこともある。
でも、最近では難しい状況になればなるほど楽しいなと思ってしまうんです。しかも、色々な業界や会社を見ることが出来る。「IT を変えると、こんなに変わるのか!」とお客様に感動していただける楽しさもあります。
今は医療機器メーカーの営業支援システムプロジェクトを進めています。
もっと沢山の経験を早く積んでいきたいです。なぜなら、先輩達は、あっという間に次々とアイディアが出てきたりするから。やはりすごいな、と思います。仕事の中身もよく知らず、人で選んだ仕事でしたが、意外にそれは正しいやり方だったようです。