JBSとアバナード、AIエージェント活用拡大を見据えた協業を開始
ガバナンス、セキュリティ、ID統制の課題に対応し、構想から運用までを共同で支援
2026.03.23
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036)と、アバナード株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:鈴木 淳一、以下「アバナード」)は、Microsoft Ignite 2025 で発表された Microsoft Agent 365 および Microsoft Entra Agent ID をはじめとする最新のマイクロソフトの方向性を踏まえ、企業における AI エージェント活用の拡大に伴って顕在化するガバナンス、セキュリティ、ID 統制の課題解決を目的とした協業を開始しました。
生成 AI の活用は、個別業務の効率化にとどまらず、AI エージェントを通じて業務プロセスそのものに組み込まれる段階へと進んでいます。一方で、現場主導でエージェントの導入・増加が進むほど、「どのエージェントが、誰のために、どこで動いているのか」を把握しきれない状況や、権限管理・責任の所在の不明確化、参照・生成されるデータの保護や監査対応の遅れといった、いわゆる“統制の負債”が先行して膨らむ傾向があります。こうした状況は、AI 活用を本格的にスケールさせる上で大きな障壁となっています。
このような課題に対しマイクロソフトは、エージェントの ID およびアクセス管理に加え、参照・生成・共有されるデータを含めた統合的なセキュリティおよびコンプライアンス管理を、組織全体で実現する方向性を示しています。JBS とアバナードはこの方向性に基づき、AI エージェント活用を「導入して終わり」にするのではなく、責任ある形で継続・拡大できる状態を企業内に実装することを目指します。
本協業において JBS は、マイクロソフト プラットフォームにおける設計・構築・運用の豊富な実績を生かし、AI エージェントの実装および現場での運用定着を支援します。一方、アバナードはマイクロソフト テクノロジーを軸とした戦略・コンサルティングの知見を基に、ガバナンスやセキュリティを含む構想設計の支援を担います。両社はそれぞれの強みを補完し合うことで、AI エージェント活用を構想段階から実装、運用まで一貫して支援できる体制を構築します。
エンドースメント
なお、今回のプレスリリースに際し日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下「日本マイクロソフト」)よりエンドースメントを頂戴しております。
生成 AI や AI エージェントが、企業の現場や社会に広く浸透し始める中で、「どのように活用するか」だけでなく、「どのように安心して使い続けられるか」が、これまで以上に重要になっています。ガバナンスやセキュリティ、ID による適切な統制は、AI エージェント活用を社会に根付かせ、持続的な価値創出へとつなげていくための不可欠な基盤です。
マイクロソフトが長年強みとしてきた ID を軸とした統制の考え方のもと、マイクロソフト テクノロジーに精通した JBS 様とアバナード様が、それぞれの強みである、現場に根差した設計・構築・運用の実践力と、戦略的なガバナンス設計の知見を掛け合わせ、AI エージェントの構想から実装、運用定着までを一貫して支援する本取り組みは、企業が AI エージェントを安心して業務に組み込み、価値創出をスケールさせていく上で、非常に実践的かつ意義深いモデルであると考えています。
AI エージェントを「使える技術」から「安心して任せられる存在」へと進化させ、企業の生産性向上と持続的な変革を支えていくために、日本マイクロソフトは、両社との協働を通じて、社会に信頼される AI エージェント活用の実践モデルを広げ、日本企業のデジタル変革を引き続き支援してまいります。
日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務
エンタープライズサービス本部長 兼 パートナー事業本部長
浅野 智
各社のコメント
AI エージェント活用を広げる上で、ガバナンスやセキュリティは“制約”ではなく、現場のスピードを守りながら価値創出を拡大するための前提条件です。統制が曖昧なままでは、権限やデータ保護、監査対応への不安が残り、結果として活用が止まってしまいます。
JBS は、長年培ってきたマイクロソフト環境における設計・構築・運用の実践力を活かし、ID を軸とした統制の考え方を、データ保護や監査の実務まで含めて「運用が成立する形」にしっかりと落とし込むことに注力します。アバナードの戦略・ガバナンス設計の知見と共に、マイクロソフトが示した方向性に沿って協働し、構想から実装、運用定着までを一貫して支えることで、企業が安心して AI エージェント活用をスケールできる環境づくりを推進してまいります。さらに本協業を通じて、企業が採用しやすい実践モデルを磨き上げ、マイクロソフト エコシステムにおける AI エージェント活用のベストプラクティス確立にも貢献していきます。
日本ビジネスシステムズ株式会社 取締役専務執行役員
上坂 貴志
AI エージェント活用が業務プロセス全体へと広がる中で、企業にはスピードと統制を両立させる設計が不可欠になっています。アバナードは、マイクロソフト テクノロジーを軸に、戦略・コンサルティングの視点から活用構想を描くとともに、ガバナンスやセキュリティ、ID 統制を含む変革の設計を支援してきました。本協業では、実装・運用に強みを持つ JBS と連携し、アバナードが培ってきた変革設計とグローバルで蓄積された知見を生かしながら、構想を現場で確実に機能させていきます。アバナードは構想と変革をリードする立場から、AI エージェント活用を企業変革の中核として定着させていきます。
アバナード株式会社 代表取締役社長
鈴木 淳一
今後両社は、企業向け AI エージェントの利用状況の可視化、適切な統制の考え方の整理、現場のスピードを損なわない運用定着といった観点から、実務に耐えるベストプラクティスの整備と情報発信を共同で進めていきます。これにより、企業が安心して AI エージェント活用をスケールできる環境づくりを支援するとともに、マイクロソフト エコシステムにおける実践的な活用モデルの確立を目指します。
具体的な提供内容や支援メニュー、開始時期については、両社のホームページで順次お知らせします。
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