FISC安全対策基準(第9版)に対応した金融機関向け Microsoft Azure / Office 365 / Dynamics 365 セキュリティリファレンスを、SI 事業者など6社と共同で作成

2018.07.17

お知らせ

日本ビジネスシステムズ株式会社(以下 JBS)は、2018年7月17日に、株式会社三菱総合研究所、JBS、トレンドマイクロ株式会社、株式会社電通国際情報サービス、株式会社FIXER、日本ユニシス株式会社および SCSK株式会社と共同で確認・整理を行った Microsoft Azure、Office 365、Dynamics 365 を対象とした金融機関向けセキュリティリファレンス(※)を公開いたします。

多くの企業でクラウドの活用が進んでいますが、金融機関などの大規模かつセキュリティ基準の厳しいシステムにおいては、財団法人金融情報システムセンターが定める「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準」(以下、FISC 安全対策基準)を満たさなければクラウドの採用は難しいとされています。

JBS は、金融機関向けに多数のシステム構築・運用の実績があり、また Microsoft Azure 、Office 365、Dynamics 365 のソリューションプロバイダーとして、それらサービスについて数多くの先進的な活用ノウハウを有しています。JBS はそのノウハウを活かし、各社と共に、FISC 安全対策基準に対する Microsoft Azure、Office 365、Dynamics 365 対応状況をセキュリティリファレンスとして整理しました。
このセキュリティリファレンスは、金融機関および SI 事業者が、Microsoft Azure、Office 365、Dynamics 365 を活用した安心・安全な金融機関向けシステムの開発および運用を可能にします。

金融機関をはじめ、大手企業・政府自治体の皆様が、このセキュリティリファレンスを活用され、業務の効率性向上のためにクラウド化を進められることを願い作成しました。今後も JBS は、クラウド活用支援事業を推進していきます。

  • セキュリティリファレンスとは
    Microsoft Azure、Office 365、Dynamics 365、に関して、FISC 安全対策基準第9版の各項目(統制基準26項目、実務基準141項目、設備基準137項目、監査基準1項目)に対する対応状況および SI 事業者/利用者の対応要否を調査したものです。
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