JBS、IT 資産情報の可視化サービスを提供開始
2016.09.05
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田 幸弘 以下、JBS)は、2016年9月5日より IT 資産管理ツール「JBS IT Asset Manager」のサービス提供を開始します。
サービス提供開始の背景
多くのお客さまにおいて、IT
資産情報(ハードウェア、ソフトウェア、契約、支払いなど)が別々に管理されており、統合的に管理されている状況にはありません。その為、①ハードウェア、ソフトウェア資産と稼働状況、②開発・保守・運用のための見積もり、契約、支出、③システム投資予算および予算実績管理などが、個々の目的別でのみ把握できるのが現状であり、それらを横断的に管理するための作業負荷は非常に高く、結果として各種の情報を統合することで可能となる判断ができていない状況が多く見られます。
また、IT
資産情報の把握は、投資フェーズに関しては強化されてきましたが、運用フェーズになると難しくなっています。現状は個々の担当者任せになっており、担当者変更などが起こると過去の経緯が分からなくなったり、事例が共有されていなかったりする事が往々にしてあります。その為、継続的な
IT ガバナンスの維持が困難になっています。
このような状況下において、システムライフサイクルに沿った、IT 資産情報を効果的かつ運用負荷の少ない形で継続的に管理できる仕組みと、契約見直し時に必要な情報など有用なデータをレポートできる機能が求められています。
サービス概要
本サービスでは、総合シンクタンクである株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:大森 京太 以下、MRI)の監修のもと、IT 資産情報を可視化し、それらを横断的に関連づけて一元管理し、IT 資産に対する各種分析データを提供します。資産管理台帳、案件情報、契約情報、実績情報などを関連づけることで予実管理や各種情報照会、契約の分析を行うことや、契約を見直して IT コスト適正化につなげる最適な機会としての契約更新時期のレポート機能、ベンチマークデータを活用したコスト見直しなど、MRI のメソッドを盛り込んだ IT ガバナンス強化、IT コスト適正化に向けた統合的な IT 資産管理情報の可視化を支援します。
特長
- IT ガバナンス強化、コスト適正化のノウハウをもつ MRI の監修のもと、初期コンサルティングを実施し、ノウハウの詰まったアプリケーションを月額サービスのツールとして提供します。
- 取り扱いやすいクラウドサービスをもとにツールを提供します。Microsoft SharePoint Online と Excel を利用したユーザビリティの高い、運用者にとって取り組みやすいサービスとなっております。また、クラウドならではのサービスとして、ベンチマークの定期的な最新化を行います。
- 面倒な台帳入力も、JBS へのアウトソーシングが可能です(オプションサービス)。お客さまに代わり、台帳入力を行います。
(左:ホーム画面イメージ、右:入力画面イメージ)
Microsoft SharePoint Online を基盤として Microsoft Excel を活用した、IT 企画担当者のクライアントPC環境との親和性を重視するユーザビリティの高いサービスとなっております。
価格
- 初期導入費用 4,000,000円~(税抜)
- 内容:データ整備、方針策定、プロセス作成、アプリケーション導入、初期データ取り込み - 月額サービス費用 350,000円~(税抜)
- 内容:アプリケーションライセンス、定期レポート、システム保守・運用
JBS は、「お客さまにとって最良のシステム・最善のサービスを」をモットーに、今後も先進的なソリューションを提供して参ります。
日本マイクロソフト株式会社様からのエンドースメント
日本マイクロソフトは、Microsoft SharePoint Online と Microsoft Excel を活用した IT 資産の一元管理サービス「JBS IT Asset
Manager」の発表を心より歓迎いたします。
日本ビジネスシステムズ様のマイクロソフト製品導入の豊富な経験・実績と、三菱総合研究所様の IT ガバナンス強化・コスト適正化のノウハウが、お客様の社内 IT
資産情報の把握を容易にし、企業としての最適な判断への一助になるものと期待しています。
日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員
エンタープライズパートナー営業統括本部長
近藤 禎夫
- 現在、このサービスは提供を終了しています。