JBS、マルウェアなどのセキュリティリスクを低減し、より安全にメールを利用できるマネージドセキュリティサービスを提供開始

日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘 以下、JBS)は、日本マイクロソフト株式会社が提供するメールのアクティビティの可視化、およびその制御と高度な情報保護を実現するクラウド製品「Office 365 Advanced Threat Protection」のトータルサポートサービスである「マネージドセキュリティサービス for Office 365 Advanced Threat Protection」を本日 2019年6月21日に提供開始します。

本サービスは、メールの利用過程において、検出したマルウェアの種類及び攻撃対象となっているユーザーの特定、組織外での攻撃状況などを可視化、いち早く分析及び対応を行うソリューションです。JBS のセキュリティ専門家が監視と分析を行い、安全なメールの利用を持続的にサポートします。

Office 365 Advanced Threat Protection とは

クラウドベースのメールフィルタリングサービスです。世界中の脅威情報を収集し、進化を続けるデータベースに基づき堅牢なゼロデイ保護を提供することで未知のマルウェアやウイルスから組織を保護します。

マネージドセキュリティサービス for Office 365 Advanced Threat Protection のメリット

  • Exchange Online の利用に関する監視ルールを設け、利用ログの監視・制御を行います。
  • 月次報告書で、Exchange Online の利用ログやオペレーション結果を報告します。
  • 監視テンプレートを利用して、利用ログの監視・制御を実施し、重要度に応じてお客さまへエスカレーションを実施します。
  • 導入時に既存ポリシーの調整、新規ポリシーを作成します。
提供価格(税抜)

月額 ¥ 100~/ユーザー

  • 初期費用・オプションサービスを除く

拡充を続ける Microsoft 365 Enterprise の包括的な JBS マネージドセキュリティサービス

本サービスは、日本マイクロソフトが提供する統合ソリューション「Microsoft 365」Enterprise E5 (※1) に含まれるモダンワークプレイスセキュリティ製品を対象として JBS が提供するものです。包括的なマネージドセキュリティサービスの第四弾として

  • マネージドセキュリティサービス for Windows Defender ATP(2018年11月1日に提供開始)
  • マネージドセキュリティサービス for Azure Active Directory Identity Protection(2019年2月12日に提供開始)
  • マネージドセキュリティサービス for Microsoft Cloud App Security(2019年5月7日に提供開始)

に続きリリースされました。

Microsoft 365 Enterprise E5 に含まれる形で提供されているサイバーキルチェーン(※2)に基づく多層防御製品(Microsoft Defender Advanced Threat Protection、Azure Active Directory Identity Protection、Azure Advanced Threat Protection、Cloud App Security など)によって、Office 365 を中心としたクラウド中心のビジネス環境をよりセキュアに利用することが出来ます。
これらを効果的に活用するためには継続した適切な運用が重要であるという考えのもと、マイクロソフトのクラウドソリューションの導入実績が豊富な JBS は、お客さまの Microsoft 365 Enterprise E5 の運用をトータルでお任せいただくメニューを順次提供してまいります。マイクロソフトソリューションに統一を図ることで、企業の運用負荷・復旧工数の低減、セキュリティレベルのさらなる向上を目指します。

  • マネージドセキュリティサービス for Office 365 Advanced Threat Protection

  • なお、この度の発表に関して、日本マイクロソフトからエンドースメントをいただいております。

    日本マイクロソフトは、日本ビジネスシステムズ様による「マネージドセキュリティサービス for Office 365 Advanced Threat Protection」のリリースを心より歓迎いたします。クラウドベースのメールが業務ツールの中心となる一方で、標的型攻撃や未知なる脅威への迅速な対応がより一層求められています。組織をフィッシングやゼロデイマルウェアなどの高度な脅威から保護し、攻撃の自動的な調査や修復を行うといった、情報漏洩対策は、いまやビジネスに欠かすことのできない重要な要素です。サイバーセキュリティリスクが増大する中、ユーザーの利便性およびビジネススピードを落とすことなく、メールを安全に利用するためのセキュリティ対策を促進する日本ビジネスシステムズ様のマネージドセキュリティサービスに期待しております。今後も日本マイクロソフトは、日本ビジネスシステムズ様をはじめとしたパートナーの皆様と共に、サイバーセキュリティに関する普及啓発活動を通じて、お客様のビジネスの成功に貢献してまいります。

    日本マイクロソフト株式会社
    執行役員 パートナー事業本部
    パートナービジネス統括本部 統括本部長
    金古 毅

    今後も JBS は、エンタープライズで培われたセキュリティソリューション、マネージドサービスにおける経験と日本マイクロソフトとの強いパートナーシップを背景に、高度で多岐にわたるサイバー攻撃や内部脅威から企業を保護する Azure Advanced Threat Protection などを対象とするマネージドセキュリティサービスの提供を予定しています。

    • 1 Microsoft 365 は、創造力とチームワークを高め、個人と組織のパフォーマンスを最大化して活躍する働き方を、安心・安全な環境で支援するインテリジェントな統合ソリューションです。最新の統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」、最新オペレーティングシステム「Windows 10」、ID ベースのセキュリティソリューション「Enterprise Mobility + Security」が含まれます。Microsoft 365 の法人向け最上位プラン「Microsoft 365 Enterprise E5」では、データ分析ツール「Power BI」、働き方を見える化し改善の気づきを与える「MyAnalytics」、クラウドベースの通話を可能にする「電話システム(クラウド PBX)」や「電話会議」、未知の脅威に予防的に備える最新のセキュリティソリューションを始めとする活躍するための働き方を支援する機能が活用できます。
    • 2 サイバーキルチェーン(Cyber Kill Chain)とは、標的型攻撃における攻撃者の行動及び攻撃のプロセスを構造化したフレームワークです。
    • Microsoft、Azure、Active Directory、Office 365 および Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
    • Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
    • Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
    • 本プレスリリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

    関連ソリューション

    この画面のトップへ