JBS、Microsoft 365 E5 セキュリティ製品のマネージドサービスを発表 第一弾「マネージドセキュリティサービス for Windows Defender ATP」を提供開始

日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘 以下、JBS)は、日本マイクロソフト株式会社が提供するセキュリティ製品 Windows Defender Advanced Threat Protection(以下、Windows Defender ATP)を活用した企業クライアント PC 向けのサイバー攻撃対策トータルサポートサービス「マネージドセキュリティサービス for Windows Defender ATP」を本日 2018年11月1日に提供開始します。

JBS は今後も Microsoft 365 E5 (※) に含まれる Modern Workplace セキュリティ製品を対象とした包括的なマネージドサービスを提供していく予定で、本サービスはその第一弾としてリリースされました。一連のマネージドサービスの提供によって、お客さまの運用負荷の軽減、さらにはセキュリティレベルの向上を目指します。

サイバーキルチェーンに基づく多層防御製品である Windows Defender ATP, Azure AD Identity Protection, Azure ATP, Microsoft Cloud App Security などが Microsoft 365 E5 として提供されており、これによってOffice 365 を中心としたクラウド中心のビジネス環境をよりセキュアに利用することが出来ます。

これらを効果的に活用するためには継続した適切な運用が重要であるという考えのもと、JBS はお客さまに代わり運用までお任せいただくトータルサポートを提供するに至りました。

Windows Defender ATP は、セキュリティインシデントの自動対応機能や Microsoft 365 との連携などを備えた、革新的な OS 組み込み型クラウドベースの Endpoint Detection and Response (EDR、クライアント PC でのインシデント検知・対応の意) 製品です。マイクロソフトが有する世界最大級のセキュリティデータベースと AI を活用し、包括的なサイバー攻撃対策として有効な「攻めの防御」を実現します。

日々進化を続けるサイバー攻撃に対し、企業におけるクライアント PC に求められる対策も多様化を迫られています。本サービスはマイクロソフトソリューションに精通した JBS がエンドポイントセキュリティ対策として注目されている Windows Defender ATP を効果的に運用管理し、企業クライアント PC を標的とした高度なサイバー攻撃からの保護と、被害後の適切な対処を強力にサポートします。

監視・分析

JBS のアナリストが不審なサインインを監視。アラート内容から想定される脅威・影響などを解析し、必要に応じてセキュリティアドバイスも可能です。

対処

インシデントの検出により JBS のアナリストが危険と判断した場合、一次対処を実施。影響を最小限に留めます。

再発防止・対策

Microsoft Defender for Endpoint と他のセキュリティ製品の組み合わせにより、組織で想定される脅威を検出。インシデント発生時は調査・再発防止までの提案を行います。

Windows Defender ATP が有効化された企業クライアント PC に対してサイバー攻撃がなされた場合、マイクロソフトの広範なデータとクライアントから収集したデータを組み合わせて分析し、アラートを発します。このアラートを JBS が受け取り、セキュリティ脅威・リスクを判断して必要に応じた適切な対処を行うほか、深刻なインシデントへの封じ込め対策、再発防止対策支援(オプションサービス)を実施します。

サービスメニュー

標準 オプション
セキュリティ監視
  • イベント監視
  • イベント分析
レポーティング
  • 月次レポート(詳細)・オンサイト報告会
セキュリティインシデント対策支援
  • インシデント対策支援(緊急通報・エスカレーション)
  • 月次レポート
アドバンスドサービス
  • インシデント調査
  • インシデント再発防止提案
  • ポリシー設定支援

Windows Defender ATP の導入から運用管理、各種カスタマイズや他のマイクロソフトソリューションとの連携管理に至るまで、マイクロソフトセキュリティソリューションの機能を余すところなく活用するためのトータルサポートを提供するサービスをご利用いただくことで、複雑化する企業のクライアント PC のセキュリティ運用をアウトソースできます。

提供価格(税抜)

月額 ¥ 400~ / 台

  • 初期費用・オプションサービスを除く

なお、この度の発表に関して、日本マイクロソフトからエンドースメントをいただいております。

日本マイクロソフトは、日本ビジネスシステムズ様(以下、JBS)による「マネージドセキュリティサービス for Windows Defender ATP」のリリースを心より歓迎いたします。 企業に向けられたサイバー攻撃は巧妙化の一途を辿っています。それに伴いビジネス環境におけるセキュリティ対策は複雑さを増し、その負荷低減はお客様の共通課題となっています。Microsoft 365 E5のフル活用を促進するJBS様のマネージドセキュリティサービスに期待しております。 JBS様は「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2018」において Modern Workplace Transformation アワードを受賞した Microsoft 365 のセキュリティに強いパートナーです。今後も、日本マイクロソフトは JBS様 と共に、セキュリティ対策強化を通じてお客様のビジネスの成功に貢献してまいります。

日本マイクロソフト株式会社
執行役員 パートナー事業本部
パートナ―ビジネス統括本部 統括本部長 金古 毅

今後も JBS は、エンタープライズで培われたセキュリティソリューション、マネージドサービスにおける経験と日本マイクロソフトとの強いパートナーシップを背景に、高度で多岐にわたるサイバー攻撃や内部脅威から企業を保護する Azure Advanced Threat Protection などを対象とするマネージドセキュリティサービスの提供を予定しています。

  • Microsoft 365 は、創造力とチームワークを高め、個人と組織のパフォーマンスを最大化して活躍する働き方を、安心・安全な環境で支援するインテリジェントな統合ソリューションです。最新の統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」、最新オペレーティングシステム「Windows 10」、ID ベースのセキュリティソリューション「Enterprise Mobility + Security」が含まれます。Microsoft 365 の法人向け最上位プラン「Microsoft 365 Enterprise E5」では、データ分析ツール「Power BI」、働き方を見える化し改善の気づきを与える「MyAnalytics」、クラウドベースの通話を可能にする「電話システム(クラウド PBX)」や「電話会議」、未知の脅威に要望的に備える最新のセキュリティソリューションを始めとする活躍するための働き方を支援する機能が活用できます。
  • Azure、Microsoft、Office 365 および Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。
  • Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。

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