JBS、マイナンバー収集代行・管理サービスを開始

2015.11.09

プレスリリース

日本ビジネスシステムズ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：牧田幸弘、以下 JBS ）は、2015年11月9日にマイナンバー収集代行・管理サービスを開始します。

2016年1月より行政におけるマイナンバー利用が開始されます。企業では、人事・給与システム、支払業務や労働保険関連などに対して、多岐にわたる法制度対応準備、正確性が求められる登録作業、安全な保管と適切な廃棄を実装する必要があります。また、番号法におけるマイナンバーは、「特定個人情報」として従来の個人情報以上に企業での厳格な取扱い義務が課せられます。
しかしながら、法制度の理解不足、データを安全に管理するためのノウハウ不足、本人確認とマイナンバーの正確な収集や登録に対する不安など、企業が対応するには多くの課題があります。
本サービスではそれらの課題を解決するために、マイナンバーの収集・管理・利用・破棄のプロセスをパッケージとして提供します。

本サービスはシステムインテグレーターならではの便利な機能や高度なセキュリティレベルを具備しております。1家族1カウントという安価な価格設定と共に、スマートフォンのカメラを利用したユーザーフレンドリーな収集方法、暗号化された CSV ファイルで出力する利用シーンでの汎用性の高さ、管理者が収集ステータスを確認、督促連絡ができる管理画面の提供など、収集管理業務を行う担当者、収集対象となる従業員の負担を徹底的に軽減するサービスを実現しています。

本サービスでは、総合シンクタンクである株式会社三菱総合研究所が複雑な法制度を読み解き、企業が実施すべき業務プロセスへの落とし込みを行い、JBS がその業務プロセスを実行するシステムを構築してサービスとして提供します。顧客から収集したマイナンバーの番号確認と本人確認等の実務は i6コンサルティンググループ株式会社が担います。
また、本サービスのコアであるマイナンバー管理システムは Microsoft Azure 上で稼働し、マイナンバー等のデータは暗号化され Microsoft Azure 上に保管されます。Microsoft Azure は PCI DSS に準拠しており、高い安全性が保障されています。

今回の発表にあたり、日本マイクロソフト株式会社取締役代表執行役社長平野拓也様から以下のエンドースメントを頂いています。

「日本マイクロソフト株式会社は、日本ビジネスシステムズ株式会社様のマイナンバー収集代行・管理サービス提供開始を歓迎いたします。当社はこれまでMicrosoft Azureを始めとしたクラウドサービスの情報セキュリティ対策に努めてきました。この度JBS様が発表されたマイナンバー収集代行・管理サービスで、厳格な情報セキュリティ対策が求められる「特定個人情報」の管理の基盤として、Microsoft Azureを採用いただき、大変ありがとうございます。今回、JBS様の高い技術力のもと、マイナンバーの収集や管理という多くの企業が直面する課題を解決する新しいサービスを開発されたことは、これからのシステムインテグレーターに期待される価値創造をまさに実践されていると考えます。このサービスを通じて、多くの企業のマイナンバー収集・管理運営がスムーズに進むことを期待するとともに、当社としてもJBS様との協業をさらに加速させていきたいと考えています。」