【 Sonus SBC 1000 であれば、
追加のゲートウェイなしで Lync と PBX の接続も可能 】
既存の PBX を利用しなくても、エンタープライズボイスだけで電話 システムの運用も可能かと思いますが、なぜ PBX も併用しているのでしょうか。
新しいオフィスは組織体系に縛られず、プロジェクト単位で自由にメ ンバーが集まり効率的に仕事ができるようフリーアドレス環境としています。そのため、有機的に活動するエンジニアや外出する機会の多い営業担当者にとっては、どこにいても Lync クライアントソフトが利用でき、チャット、ビデオ会議、そして内線・外線の発着信をシームレスに利用できるのはとても便利です。
一方、総務や人事といったバックオフィス系業務の担当者からすると、PC 上の Lync クライアントソフトで電話の対応を行うのは抵抗があり、これまでと同様に決まった座席で固定電話を使って作業をしたいという要望が根強くありました。
もちろん、Lync 対応の電話機を利用すれば IP-PBX を撤廃することも可能です。しかし、将来的 には Lync による UC 環境へ統合していく方針であり、すぐに使わなくなってしまう電話機を新規に導入するのは投資効率が悪く、既存の資産を有効に活用するという意味でも既存 IP-PBX と併用する方が良いと判断しました。
さらに Sonus SBC 1000 であれば、追加のシステム投資が不要だということも併用を後押しする要因となりました。設定を追加するだけで、別途 IP-PBX 用のゲートウェイを用意することなく、エンタープライズボイスと IP-PBX を統合でき、設置スペースも最小限に抑えることができました。