三井住友海上あいおい生命における保険数理計算の現場では、1 回の保険数理計算の所要時間が最大で約 30 時間と長時間にわたっており、計算時間の短縮が喫緊の課題となっていました。しかし、ユーザー部門単独での導入のため主業務の他にサーバー導入・運用の工数をかけにくいこと、保険数理計算は金利変動等の要因で突発的にピークを迎える可能性があり高性能なサーバーが必要となることなど、計算時間短縮の前には障害も多くありました。
そんな中、導入・運用の工数もほとんどなくピークに合わせた柔軟なサイジングが可能というメリットをもったクラウド基盤 HPC に着目した三井住友海上あいおい生命は、JBS が提供するいた「Ambient Office 保険数理計算 HPC Azure トライアルサービス」を活用し PoC を実施。桁違いの計算時間短縮が可能であるという結果を受けたうえで、HPC Azure を正式導入しました。
JBS は「Ambient Office 保険数理計算 HPC Azure トライアルサービス」と本番導入を通じたクラウド基盤面での支援に加え、Excel マクロで作成した計算ツールのカスタマイズも実施。これによって計算時間はさらに短縮されました。
三井住友海上あいおい生命保険株式会社 マイクロソフト導入事例
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