コミュニケーションプラットフォーム統合事例
RIZAPグループ株式会社
事業上の収益に確実につながる IT 基盤整備の一環として、Office 365 と HDE One で社内のコミュニケーション基盤をセキュアに統一
業種 | 流通・サービス・公共・その他 |
---|---|
テーマ |
|
製品パートナー |
|
「結果にコミットする」の理念の下に、パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」を運営する RIZAPグループ株式会社(以下、RIZAP)。
ゲストの夢、理想、真のニーズと本気で向き合う資質を持った人材を厳選することで店舗拡大・急成長を続ける「RIZAP」のほか、ゴルフや英語のトレーニングなど新事業の展開にも力を入れ、急激にビジネスを拡大しています。
しかしその急成長により、社内 IT 面では様々なアプリケーションにアクセスするたびに、専用の ID、パスワードを都度入力する必要があったり、複数のメールやグループウェアを利用していたりと、一種のゆがみのようなものが生じていました。
これらを解決するために、ビジネスの成長スピードに合わせ最先端の IT を活用した基盤を速やかに整備することが社内で求められる中、RIZAP のシステム導入の方針は、ただ新しいだけではなく、実際に業務の現場で活用されて収益につながることを見据えていました。
全社的な視点で社内 IT の全体像を整理して “あるべき姿” を見定め、それに向け最速で進んでいくという決意のもと、RIZAP のシステム刷新が始まりました。
導入の結果
まずはモバイルデバイスの活用推進を第一に、全店舗に iPad を、全従業員に iPhone を配布して、それらのデバイス上で必要なコミュニケーションや業務をこなしていける環境を整備しました。さらに管理面やコスト面での負担軽減、セキュリティ面での強化を狙い、配付端末の見直し、業務用チャットの導入に加え、コミュニケーションのプラットフォームとデータセンターサービスを全社で統合しました。
さらに Microsoft Office 365 で社内のコミュニケーション基盤の統一をはかるにあたり、シングルサインオンの実現、メールの誤送信防止やアクセスセキュリティ、セキュアブラウザなど HDE One の機能を広く活用しています。
RIZAP が目指したのは、デバイスからすべての基盤、すべての情報が統一されたスキームによって網羅され、つながっている環境です。今回、従業員がそれを意識することなく容易に情報にアクセスできる一方で、万全なセキュリティが担保されているという理想的な環境を実現できました。
これらの環境整備は、まずは RIZAP、RIZAPイノベーションズ株式会社、健康コーポレーション株式会社、健康コミュニケーションズ株式会社のグループコア企業 4社と RIZAPグループ株式会社のビジネスを支えることになりますが、将来的には他のグループ企業も必要に応じて同基盤上への乗り入れを進めていく予定です。
導入ソフトウエアとサービス
Office 365
HDE One
- インタビュー内容はすべて取材当時のものです。事例中に登場する会社名、部門名、製品名等は閲覧時点のものと異なる場合がありますことをご了承ください。
- 2019年2月1日をもって、株式会社HDE は HENNGE株式会社に社名変更しました。これに伴い、HDE One は HENNGE One に名称変更しました。
2018.03.15公開