産学連携の一環として、JBS のクラウドエンジニアが東洋大学で講義を実施

2023.03.30

お知らせ

JBS では、大学生のキャリア教育支援を目的に、さまざまな大学への講義提供を行っています。
このような産学連携の取り組みの一環として、本年度は 2022年5月と 2023年1月に、東洋大学総合情報学部のソフトウェア工学Ⅰ、ソフトウェア工学Ⅱ の 2つの講義で授業を担当しました。JBS の現役クラウドエンジニアが講師となり、まずは学生に IT に興味を持ってもらうことを意識して、自身の経験やイメージしやすい具体例を踏まえながら講義を行いました。

2022年5月の講義

テーマ:「1日で学ぶ UML(※)」
UML の概要から実務での活用例まで 1時間半に凝縮した講義をお届けしました。「ステーキ丼を UML で表してみる」というイメージしやすい例からスタートし、実際の業務でも利用されるクラス図やユースケース図などの説明まで、幅広い内容を実際に手を動かしながら学んでいただきました。

  • UML とは、「Unified Modeling Language(統一モデリング言語)」の略語です。オブジェクト指向の開発において、分析から設計、実装まで一貫して用いられるモデリング手法で、設計図を書く際の統一ルールです。
  • 講義の様子

  • 学生の感想(アンケートより)

    • 苦手な内容だったが、説明がわかりやすくて理解できた。これを機に勉強していきたい。
    • ソフトウェアを設計する際に、ユーザー企業の経営者やシステム部門、エンドユーザー、ベンダーが異なる期待、要求を持つ中で共通認識をつくることの重要性、また UML がその実現にどのような形で寄与しているのかを、身近で分かりやすい例を挙げていただきながら、実際に手を動かして学ぶことができたのが非常に良かった。
    • 最初モデリングと聞いただけでは、難しそうと感じていたが、ステーキ丼のたとえが分かりやすくてやる気が出た。

    2023年1月の講義

    テーマ:「実現場のプロジェクトの進め方」
    ソフトウェア開発の仕事をより身近に学生にイメージしてもらうことを目的としました。プロジェクトとはどういうものかというところからスタートして、各フェーズの概要や注意点、発生しやすい課題など、失敗体験も含めたリアルなプロジェクト現場の様子をお伝えすることで、具体的に業務のイメージをつかんでいただく機会となりました。

  • 講義の様子

  • 学生の感想(アンケートより)

    • 講義を聞いていく中でエンジニアの業務内容を具体的に理解することができた。
    • 自身の就職活動の幅を広げるためのきっかけになった。
    • IT パスポートの資格取得のために学んだ内容よりも、深く広くソフトウェアエンジニアについて学ぶことができた。
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