業績予想

連結業績予想

2024年9月期

企業の DX シフトを背景に、クラウド需要はインフラ・アプリ開発・ERP など多岐にわたった拡大が見込まれています。また、ChatGPT が大きな話題となった生成 AI が急速に進化を遂げており、パブリッククラウド各社のみならず、あらゆるハードウェア・ソフトウェアメーカーが生成 AI を取り込んだ機能開発を加速させています。こうしたなか、JBS グループは引き続きマイクロソフトクラウドを中核に、各社の優れた製品を組み合わせ、お客さまのクラウド効果最大化を実現する提案・サービス提供を行っていきます。
2024年9月期は、事業全体のスケールアップを図るとともに、将来的な更なる成長のための積極的な人材採用及び育成の強化を行うことにより、売上高は 126,800百万円(前期比 12.4% 増)、営業利益は 5,100百万円(前期比21.6%増)、経常利益は 5,100百万円(前期比 17.3% 増)、当期純利益は 3,450百万円(前期比 3.0% 増)と、増収増益の予想としております。

  • 2023年9月期より連結会計に移行しています。
単位 2023年9月期
(実績)
2024年9月期
(予想)
増減金額 増減率
売上高 百万円 112,800 126,800 14,000 12.4%
営業利益 百万円 4,192 5,100 908 21.6%
経常利益 百万円 4,349 5,100 751 17.3%
親会社株主に帰属する
当期純利益
百万円 3,350 3,450 100 3.0%
一株当たり当期純利益 73.96 75.70

セグメント別業績予想

クラウドインテグレーション事業においては、引き続き需要が旺盛なインフラ・アプリ開発・ERP 等への対応に向けエンジニアの体制強化を図ることに加え、ChatGPT をはじめとした生成 AI を用いた提案を強化していきます。また、2022年12月に子会社化した株式会社ネクストスケープとのシナジー創出に向けて、業界に特化したアジャイル型開発案件の協業プロジェクトを順次進めます。
クラウドサービス事業においては、製販一体組織を通じた需要の掘り起こしによるお客さまへの常駐サービスの拡大に加え、Microsoft 365 のアップセル/クロスセルを軸にした自社 SaaS サービスの販売体制の強化及びクラウドに特化したセキュリティーサービスのリリースなどにより、マネージドサービスの拡大を図ります。また、Crayon Group Holding ASA との業務提携を通じて、グローバルでのサポート及び同社のマネージドサービスの提供などを拡大させていきます。ライセンス & プロダクツ事業においては、事業成長と収益性のバランスを考慮しながら、2023年9月期より開始したライセンスのグローバル契約を通じたマイクロソフトライセンス提供も進めていくことで、引き続き顧客基盤の拡大に努めます。

  • 2023年9月期より連結会計に移行しています。

売上高

単位 2023年9月期
(実績)
2024年9月期
(予想)
増減金額 増減率
クラウドインテグレーション事業 億円 230億円 242億円 12億円 5.1%
クラウドサービス事業 億円 154億円 184億円 30億円 19.6%
ライセンス & プロダクツ事業 億円 743億円 842億円 99億円 13.2%

セグメント利益

単位 2023年9月期
(実績)
2024年9月期
(予想)
増減金額 増減率
クラウドインテグレーション事業 億円 35.3億円 39.2億円 3.9億円 10.8%
クラウドサービス事業 億円 19.8億円 20.5億円 0.7億円 3.3%
ライセンス & プロダクツ事業 億円 20.4億円 28.6億円 8.2億円 39.8%
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