JBSと三菱総研グループの資本業務提携について

2014.01.31

お知らせ

当社グループ持株会社の株式会社JBS (以下JBSH) は、当社が、株式会社三菱総合研究所 (以下、MRI) 及び同社子会社の三菱総研DCS株式会社 (以下、DCS) とコラボレーションプラットフォーム事業で協業するにあたり、この協業を確固たるものにすべく、平成26年1月31日開催の取締役会において、第三者割当増資により、発行済株式総数の 21.0% を割り当てることについて決議いたしましたので、お知らせいたします。

1. 資本業務提携の理由

MRIグループは、高度な知見や分析力を有する日本屈指の総合シンクタンクであり、加えて、お客様の課題の解決を総合的にサポートする IT ソリューション事業を展開しています。IT ソリューション事業では、MRI が、業務改革やIT構想策定のコンサルティングを実施し、DCSが、システムの構築・運用・アウトソーシングを担うことで、特に高いセキュリティが求められる金融分野を中心に、上流から下流まで広くソリューションサービスを提供しております。

当社は、日本マイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト)のコンピテンシーパートナーとして同社製品を中心としたソリューションの導入から運用・保守・サポート、さらにシンクライアント化やクラウドサービスに取り組むなど、業界を問わず大手企業と取引を行っています。特に、コラボレーション&コミュニケーション等の情報系システム分野では、マイクロソフトの Partner of the Year Award を度々獲得するなど、高い実績と技術力を誇っております。

今般、当社、MRI 及び DCS は、各社の強みを活用し総合力を向上することで、更なる事業拡大を目指すべく、業務提携することといたしました。特に、グローバル化、グループ再編、オフィスワーク改革等の動きが加速し、ICT を活用した企業内・企業間コラボレーションが一層重要になることから、これを成功に導くプラットフォームサービスを上流から下流まで総合的にラインアップいたします。

2. 資本業務提携の内容

(1)業務提携の内容

当社、MRI 及び DCS は、以下の事業分野で協業を推進してまいります。

企業内・企業間コラボレーションプラットフォームサービスの提供

MRI がワークスタイル改革・業務改革のコンサルテーション、当社がメール、ビデオカンファレンス、情報共有ポータルといったコラボレーションシステム、DCS がクラウド連携サービスやセキュリティといったITインフラと、コラボレーションプラットフォームの構築に向けた総合的なサービスを提供することで、3社の事業拡大を目指します。

人間を中心としたヒューマン・クロス・ICT(HxI)に基づく新サービスの開発

SNS(Social Networking Service)やロケーションフリーなマルチデバイス等を革新的に活用するノウハウや技術に着目し、人間の能力を引き出すICTの将来ビジョンを策定します。3社は、このビジョンに沿った新サービスを開発し、新たな成長市場の獲得を目指します。

(2)資本提携の内容

業務提携を持続的・発展的なものとするため、JBSHは第三者割当増資で発行する普通株式6,231株をMRI及びDCSに割り当てます。
結果、MRIグループの JBSH に対する議決権比率は 21.0%(MRIが16.0%、DCSが 5.0%)となり、JBSH は MRI の持分法適用会社となります。
MRIグループの資本参加を受け、当社は情報系を中心とした革新的なパッケージの拡充やサービス強化、これらを支える技術スキルをもつ人材開発を推し進める予定です。

3. 資本業務提携の相手先の概要

(1) 名称 株式会社 三菱総合研究所
(2) 所在地 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 大森 京太
(4) コーポレートサイト URL http://www.mri.co.jp/
(1) 名称 三菱総研DCS株式会社
(2) 所在地 東京都品川区東品川四丁目12番2号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 木村 高志
(4) コーポレートサイト URL http://www.dcs.co.jp/

4. 日程

(1) 契約締結日 平成26年2月10日(予定)
(2) 払込期日 平成26年4月8日(予定)

5. 今後の見通し

3年後には、本協業により MRIグループと合わせて少なくとも売上 30億円を目指してまいります。

会社名 日本ビジネスシステムズ株式会社
代表者名 代表取締役社長 牧田 幸弘

以上

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